Excelを使って統計をしましょ9 標準偏差の理解(4)
Excelを使って統計をしましょ3で使った標準偏差についてもう少し深堀をします。
Excelを使って統計をしましょ3の記事はこちら
標準偏差の計算の手順
標準偏差の計算の手順
STDEV.P関数を使えばすぐにできてしまうんですが、
どのような手順で計算されるのか手計算の手順を解説します。
手順① 平均を計算します。
手順② 各データの平均との差(偏差)を計算します。
手順③ 偏差を2乗を計算します。
手順④ 偏差の2乗の平均(分散)を計算します。
手順⑤ 分散の平方根(標準偏差)を計算します。
今日は手順⑤について解説します。今回が標準偏差最後の開設となります。

標準偏差は分散の平方根なのです。平方根はExcel関数「SQRT関数」を使用するかもしくは「2分の1乗(0.5乗)」しますと計算できます。
これで12か月の間に134,794人の来場者数にばらつきがあることになります。